施術者紹介

 

 

子供時代

6歳上の姉との2人姉妹。姉の影響から幼稚園の頃にはビートルズファンに。また、洋画好きの母の影響でハリウッド映画やアメリカのテレビドラマ好き。特に「外科医ギャノン」のギャノン先生は幼稚園の頃の憧れの人。将来医者になってアメリカでギャノン先生の元で働き、たくさんの命を救える人になりたい、と可愛い夢を抱いていました。幼いながらもこの頃から命や健康ということに少なからず興味があったのだと思います。

 

学生時代

小さな頃から運動神経はよく、スポーツ好き。幼稚園では器械体操、小学生ではフィギュアスケートにローラースケート、中学ではテニスとバスケット、大学ではスキーと何かしらスポーツを楽しんでいました。大学2年の夏、友人とのバリ島旅行のパッキングをしている最中に人生初のギックリ腰に!
自分で歩けず、姉に背負われて受診した整形外科では最低3日の安静が必須で、旅行は絶対無理の診断。それでも、翌日には壁につかまって立ちあがり、2日後にはバリに向かう飛行機に乗り込んで、南国の夏休みを満喫!ちょっと乱暴ながらも体の回復力に驚き、自分の体を深く信頼するキッカケに。

 

会社員時代
〜自然療法との出会い〜

外資系証券会社在籍中は、私自身がマッサージ難民でした。
長時間のPC作業で持病の腰痛に加え、夕方になると頭を支えるのさえ辛い程の首・肩凝り、鉄板を背負っているような硬くはりついた背中で、10分と同じ姿勢で眠る事が出来ず、整体・カイロ・リフレクソロジー等、あらゆることを試していた中で出逢ったのがアロマセラピーでした。
身体のこわばりは気持ちまで縮こまらせ、呼吸が浅く、常に何か息苦しさを感じていたので、「香りで変わるの?」と半信半疑で使い初めて2週間ほど経った頃、自然と深い呼吸をしながらゆったり仰向けに眠っている自分がいました。
深く呼吸が出来る、ゆっくり眠れる…ごく当たり前のように思えることは実は当たり前ではなく、こんなにも有り難くすばらしい機能である事を実感しました。同時に、自然の恵みである精油の力にも深く興味を持ちました。

また、実は子どもの頃からの扁平足で、高校時代からの外反母趾。大学生以降パンプスを履くようになると、足のサイズよりデザインで選び、合わない靴を無理して履き続けていた為に足が痛くて歩けない時期がありました。幸い適切な靴選びとセミオーダーのインソール、そして歩行指導で回復しましたが、この時の歩けないつらさや不自由さもやはり忘れられません。

 

留学のきっかけ

精油の効果を体感し、独学で勉強し始めた頃、姉に頼まれて作ったクリームで当時2歳の姪のアトピーの症状が改善しました。夜中の掻き壊しで小さな腕に血の跡が点々と付くことも無くなったのです。
単によい香りでリラックスできるだけでなく、自然の恵みである植物由来で作られたもので心地良く身体を回復させることが出来る。それを目の当たりにしたこの時が私の大きな転機となりました。
また同じ頃、ふれられている度程ソフトタッチなリンパドレナージュを受けるにつれ、薄皮を剥ぐように身体の重みが取り除かれていく開放感に感動し、身体や自然療法への興味がどんどん深まり、2年間のイギリス留学に至りました。

 

セラピストとなって

イギリスの自然療法学校でのでコースを終了後、更に勉強を重ねながら国立病院内のがん病棟併設補完療法センターや中医クリニック、そしてホテルスパでセラピストとして働きながら経験を積み、医療の側で補完療法としての自然療法を経験してきました。

帰国後も都内のホテルスパを経て、縁あってリンパ浮腫外来のある個人クリニックで研修・臨床させて頂いたり、在宅での緩和ケアのご依頼を頂いたりと本当に様々な人や機会に恵まれ、その全てが今の私の財産です。

特に、強い刺激を幹部に掛けられないリンパ浮腫のクライアントへの施術からはさまざまな気づきやキッカケを頂きました。中でも、お身体のゆがみやコリ、痛みを訴えられるリンパ浮腫の方々に、安全に全身バランスを整える方法を探す中で辿り着いたのが足の重要性。

そこで足部の骨格を整える事え前進の姿勢までも変化する施術を、更には足や全身のバランスを崩す元々の要因である生活習慣、特に立つ・歩くという日々の動作を適切にしていく歩行レッスンを取り入れました。

今ある不調改善のための施術と共に、ご自身の動きそのものがこれからの健康を作っていく予防のための身体の使い方をお伝えすることで、子どもの頃に興味を持った「人の健康に関わること」に、遠回りしながらも不思議と辿り着いていました。

 

目指していること

セラピストとして13年、多くのクライアントと出逢って感じるのは、ご自身の身体に本来備わっている『良くなる力=自然治癒力』を心から信じてケアをすれば、身体は必ず応えてくれる、ということです。
私自身もあのマッサージ難民から、今では自分自身によるメンテナンスで十分対応できる状態に身体が整いました。偏平足や外反拇趾もずっと良くなっています。

身体が整うと心も整い、それによって『良くなる力』がさらに大きく動き出します。そして、その力は想像以上に力強く素晴らしいものです。お身体の不調を改善するのは正にそのご本人の『良くなる力』。

ご自身の素晴らしい身体を適切に使いこなす方法を知って頂き、いつでもこの『良くなる力』を十分に発揮出来る状態の身体へと整えて頂くことが私の役割だと思っています。
症状の改善の先にある、クライアントの皆様が理想とする生き生きとした毎日を送って頂けるように全力でサポートいたします。

 

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